週末、
神社の境内でふと拾い上げたどんぐり。
ご神域だからむやみに採ったり捕ったりはしないことを理解しつつも、
なんだか無性にかわいくて、
一粒だけ『いただきます』と持ち帰ってきたどんぐり。
まだ緑がかった、よくいえば翡翠色の照りをしたどんぐり。
自室の棚にころんと転がしておいた。
今朝、
身仕度をしながら、
小さくて丸いものがなんとなく視界にはいる。
ん?
そうだどんぐり。
んん?
きれいな茶色に変わってるー!(喜)
いつの間に、このこの。
なんだかいのちのパワーを感じて、
朝から幸せな気分になったのでした。
同時に、
人間であるわたしにとっては
この間「3日間」という時間だけど、
どんぐりにとっては
単純に「色づき完了した」時間でもない空間でもないただの変化
なのだなと気づく。
うまく言えないけど、なんかいいな。
どんぐりの、生き方、生きざまだね。
さしずめ、
概念のなかに自分を押し込むのではなく、
自分のなかにいろんな概念が生まれるかたち。
どんぐりころころならぬ、
どんぐりてりてり。