言わずと知れた、
木が大好きなわたしですが。
わりと知られていないのは、
冬の木がけっこう好きだということ。
ふふふ。(怪)
まっぱだかの、潔さにしびれるのかな?
粛々と寒さに耐え忍ぶ、我慢強さを尊敬するのかな?
来る春に向けて、日々蓄える眩しいエネルギーに嬉しくなるのかな?
どれも正解。
そしてもうひとつ、
わたしが冬の木が好きなわけ。
それは、空を見上げたときにとくに感じいる。
空の隅々までめいっぱい張り巡らす繊細な枝たち。
どこまでもいのちに満ち、
どこまでもいのちを満たす、
一所懸命に生きるそのすがた。
その佇まいに
青々と葉を茂らせる季節とはまた違う、
木の凛とした生きざまを感じるのです。
冬の空の下、
どこまでもいのち。