視線の先、

少し遠くの里山。

 

木々に新芽が出て、

もふもふと風に揺れている。

 

視線の先、

見上げた空の手前の桜。

 

風が運ぶ他の桜の花びらを浴びつつ、

今を盛りにもふもふ揺れる八重桜。

 

眺めるしあわせ。

見上げるしあわせ。

浴びるしあわせ。

 

うーん春爛漫。(ごきげん)

 

冬のあいだ、

ぎゅっと閉じていた木々や花が

ふわっと開く春。

 

そんな素敵な

いのちを解き放つ姿を前に、

「むすんでひらいて」

ということばがふと思い浮かぶ。

 

以前に書いた、心のボール

 

ぎゅっと閉じていたいのちを、

ぎゅっと結んでいたきもちを、

少しずつゆるめて、

解き放つ。

 

春のやわらかな土に

むずむずと揺り動かされて

春のふくよかな風に

ゆらゆらとほぐされて

 

季節の力を借りながら、

わたしたちもみんな何かを脱ぎ捨てる。

 

春だから、脱いで開いて軽くなる。

自然の摂理に自分を沿わせてみる、

うんいいね!(親指)

 

この記事を書いた人

ソニー人事(研修・人材開発)を約15年
→ オーストラリアへ語学留学・ヨガ
→2020年11月 フリーランスのキャリアコンサルタントとして活動開始。会社員と個人のおしごとの複業ライフを実践している。2022年はようやくインスタを開始してみたり英会話を楽しんだりする日々です。