靴を買った。どこ出かけよう〜。
靴購入後そのままの足で、その靴底に滑り止めを付けてもらう目的で(靴修理やさんの入っている)デパートに寄ったはずが、デパ地下で食材買い込み三昧と化して、本来の用事を今頃思い出すという。(遠い目)
また、靴持って行かないと。(黄昏)
そういえば、先の温泉宿でも、トランプの神経衰弱勝負でビリだったし。
記憶力の低下が激しいわ…
とりあえず、神経衰弱ビリ脱出のためにゲーム必殺技ないかググってみよう。
安易だけど。いひひ。
というわけで、少し気分が暗くなってきたので、
ここで、本日の、3つのよいことを振り返ってみることにする。
その1)気に入ってるブランドで、店員さんの見立てで、秋冬に向けてぴったりの色の履き心地のよい靴を見つけられたこと
その2)アイスティーの氷なしをオーダーしたら、なみなみ注いだ状態で提供してくれたこと(他店だと、氷の分だけ差し引いた少量で出されることも多い)
その3)ジム退会に行ったら、手続きを担当してくださったフロントの方が、数年前の入会時にも担当してくださった方で、「YUKIさんあのとき運動するって燃えてましたよね〜!」「そうなんです、やっぱり運動してなんぼですよね!」と二人で入会するんだか退会するんだか訳分からないテンションに突入したこと
ふんふん。割といい日だったな。(単純)
この「3つのよいこと」は、心理学者の M.セリグマン博士が提唱する方法。
人間はもともと、ポジティブなこととネガティブなことがある場合、どちらかというとネガティブな要素に照準を当てる心理的な傾向がみられ、それをネガティビティバイアスという。
Happyなできごとより、Unhappyなできごとの方が記憶に残りやすかったりするのもそのため。
3つのよいことは、人間のもつそのような思考特徴を、意識的にポジティブ寄りにシフトするための行動療法ともいえるものだという。
たしかオリジナルの方法だと、「いいこと」を書き出して「その理由」も付記する、とかだったような。「いいこと」を導くことができた理由も含めて省みることで、また次のよいことスパイラルにつなげる目的なのだろうか。
興味のある方の参照用にとTED画像を埋め込んでみたけれど、セリグマンさんがやたらでかい。
なので、とりあえず、このブログの最下部に移動しました。笑
もし、この心理学の考え方に興味をお持ちの方いらっしゃればどうぞ。
気を取り直して、「3つのよいこと」に話を戻します。
どうして、今日これを取り上げたか。
遡ればわたしがちょうど仕事が忙しく、
家と会社の往復で無味乾燥な日が続いていた時期。
「さてどうしたものか。鬱憤たまってるけど出かけにくいし」と思いめぐらし、
「気晴らしに、前に人から教えてもらったあれやってみよう。名付けて3よいキャンペーン。」ということに。
キャンペーンを始めたのは、9月1日。
そして今日(昨日)、9月21日。
スマホのスケジュールアプリに、「3つのよいこと最終日」と書いてある。
なぜ、21日間なのか。
それは、21日続けることが、習慣として身につくうえで1つの指標になるという話を見聞きしたから。これ科学的な根拠はなさそうだけど、10日だと短いし1ヶ月だとややハードル高いし、ちょうどよい感じ。
でもって、何事もなく最終日を安穏と迎えたような書き方をしているけれど、今朝このスケジュール内容を目にするまで、キャンペーンやっていたことすらすっかり忘れていた。
16日頃までは真面目にやっていたはずなんだけど、いつの間にか抜けるものですね。
仕事も落ち着いて、通常運転に戻ったから意識的に行うことが不要になったのかな、
と咄嗟にひらめくあたりが、ポジティブ人間の本領発揮か。
でも思い返せば、このキャンペーンは割に効果はあった気がする。
疲労がたまると、普段ポジティブに生きていても、どうしても心にも体にも澱(おり)が溜まってくる。それを、きれいな水ですすぐようなきもちになれたというか。
澱の存在は否定しないけれど、1日の終わりによいことを指折り振り返ることで、透き通った水で流していく感じ。
この方法は、澱(=ネガティブな人間関係やできごと)の存在は、無視もせず、かと言ってむりやり肯定もせず、というフラットな姿勢で一旦放置するのもポイントかもしれない。
変えられないことはそのままに、自分の「スタンス」「視点」「捉え方」「関わり方」を変えるということにつながる。
大きいものから小さいことまで「よいこと」へのアンテナを研ぎ澄ますので、見える世界も徐々に変わるし、そこからさらに、よいこと/そうでないことに対して捉える意識とその行動も自然と変わる、という期待効果があるんだろうなきっと。
思い出した都度でいいから、もうちょっとだけ、続けてみようか。
参考動画:マーティン・セリグマンのポジティブ心理学 in TED