つい先日、NHKで放送されていた
絵本作家 ターシャ・テューダーさん(Tarsha Tudor)の
ドキュメンタリーに、目もこころもくぎづけに。
木々や草花をいつも愛し、
長い冬が明けて咲き誇った花たちを前に
「春は奇跡ね」
「チューリップはこの土が気に入ったのね」
と喜ぶ姿が、またあどけなくてかわいらしくて。
翌日、TSUTAYAで
ターシャさんのドキュメンタリー映画のDVDを、
そして、図書館で
ターシャさんの絵本作品の1つ「喜びの泉(The Springs of Joy)」を、
それぞれ借りてきた。
この「喜びの泉」の中にも掲載されている、
ターシャさんが人生の指針にしたという大切なことば:
夢に向かって自信をもって進み、
Henry David Thoreau
思い描いたとおり生きようと努力すれば
思わぬ成功を手にするだろう
If one advances confidently in the direction of his dreams,
and endeavors to live the life which he has imagined,
he will meet with a success unexpected in common hours.
ドキュメンタリーのなかで彼女は、
ソローの上述のことばを読み上げるとともに、こうも語る。
(私が、ここまで歩んでこられたのは)
夢や目標を見失わず、
結果をあせらず努力を続けたから。
じぶんを信じて、時を待つこと。
それは、試練の日々かもしれない。
でもゆっくり確実に前に進めば、
その先には、必ず、喜びがある。
本当の喜びが。
1915年生まれの妙齢 ターシャさんが、
「ゆっくり」「確実に」「前に進めば」
「その先には」「必ず」「喜びがある」
と断言する姿は、本当にそうなんだろうなあと思わされる。
一歩一歩、明るい未来へ。
そして、より明るいじぶんへ。
またひとつ、すてきな方+作品にめぐりあえて、幸せです。
来週も、続編ドキュメンタリー放送があるみたいで、
こちらもたのしみ。るんるん。