はいどうも!(なぞのテンション)
前回から始まったこちらのコラム。その時々で私ユキがピンとくる、今、意識しておきたいチカラについて、その背景も交えつつ、お伝えしますね。
第2回めの
「旬のチカラ」は・・・
やらないことを
決めるチカラ
です!
ユキ’s Point of View
働いたり学んだり、育児や介護をしたり、はたまた必要な食材やものを買ったり、「これから何をしようかな」と考えたり。私たちは、日々、思っている以上に、取捨選択を繰り返して生きています。
春という「はじまりの季節」を迎える中で、「やりたいこと」「新しく始めること」にアンテナが向いている方も多いと思うのですよね。かくいう私も、そんなひとりです。でも正直、何をしよう?アタマで考えれば、色々とアイディアはわくけれど、まだどれもピンとこない・・・。
そんな折、元マイクロソフト社長の成毛眞さんが、著書「アフターコロナの生存戦略」のなかでこんなことをおっしゃっていました。
やらないこと、つまり食べないもの、行かないもの、付き合わない人を決めている。やる・やらないの判断を迫られたときに、どんどん「やらない」判断をしていって、そのなかで残った最後の上澄みだけで生きている。そうすると、好きなものだけが残っている。好きなことで生きているというよりも、やりたくないことを削っていった結果、残ったもので生きているというほうが正確かもしれない。(中略)
本当に大事なのは、コンセプトとして「やりたい」「やりたくない」ではなく、細かなディテールだ。逆説的だが、ディテールにこだわっていかないと、本当に「やりたい」ことなんてできないのではないか。
成毛 眞 著「アフターコロナの生存戦略」
そうか、「やらないこと」を決めればいいんですね、そうすれば他は自ずと「やること」になる。その中で、また自分のこだわりを見出していけばいいんですもんね。というわけで、わたしは今ノートに「やらないこと」を書き出している最中です。笑
あなたの「やらないこと」は、なんですか?
コロナを契機にできなくなったことも多いかもしれませんが、これも1つの「やらないことを決めるチカラ」を後押しする流れだと受けとめてしまうと楽なんだろうなあと。そうして削ぎ落とすなかで発見する「自分なりのこだわり」「自分らしさ」は、春の軽い空気感ともマッチしますねきっと。(にこにこ)
“旬のチカラ” を生かす、オススメ行動
- 意味なく続けていたことや惰性で飲み食いしていたものを、1つやめてみる
- 家計簿などをつけて、日々の支出を客観的にながめてみる