私ユキがピンとくる、今、意識しておきたいチカラ。

4月のいま、なぜか無性に気になる「旬のチカラ」は・・・

かかとを
よく使うチカラ

です!

ユキ’s Point of View

桜は散ったところも多いですが、
新緑だったり草花だったり、春特有の”おいしい”においが続きますね。(スーハー)
早春の頃合いに配信したメルマガの中で「ほころぶ」チカラについてお伝えしましたが、今回はその続編的内容ともいえるかもしれません。

「ほころぶ」こと、そして「かかとをよく使う」ことは、どうつながるのでしょう?
それは、どちらも、あなたの「いのちを躍動させる」ことを後押しするチカラなのです。

日常生活をおくる上で、「かかと」を意識する場面ってあまりないかと思いますが、実はわたしたちの骨にとって大事な要素の1つといわれています。以前、みていたNHKスペシャル「人体」の番組で、骨芽細胞がめざめるには骨への衝撃が一定数必要で、サイクリングよりはウォーキング・ジョギングなどの運動が推奨される、との知見が紹介されていて「ほー!」と思いました。

■足裏に刺激がある →「この人間はまだ動く」とからだが認識、骨の代謝が促進
■歩く量が少ない→「この人間は動かない」と判断、骨の代謝が低下

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しかも、骨のなかの細胞(骨芽細胞)が出すホルモン物質には、骨を丈夫に保つだけでなく、免疫力をあげたり、記憶力をよくしたりする効果をあげるものもあるのだそうです。

テレワークなどで通勤をはじめ移動機会が減った昨今、意識して歩く時間を増やしている方もいるかもしれませんが、日々の仕事や家事などでなかなか十分に運動ができていないようでしたら、家の中でも気軽にできる「かかと落とし」でトントンと刺激をおくるのはいかがでしょうか。

方法はかんたん、立っている状態でつまさき立ちになり、そのまま、かかとを床にトン・トン・トンと下ろすだけです。茶碗洗いやはみがきなどの、ちょっとした手持ちぶたさ(足もちぶたさ?)タイムを上手に利用したいですね。

骨の観点からの話ばかりしてしまいましたが(からだ大好き人間)、ウォーキングにおいても、ぺたぺたと足を貼り付けるように歩くのではなく、「かかと」から着地→ 体の重心を前に移動→ 足親指の付け根付近からやわらかく踏み出すように、からだを運んでいく。「かかと」をいつもよりほんの少し意識するだけで、歩みを進めるという単調な動作も、軽やかになり、なんだか楽しくなってきますよ。

うーん、たかがかかと、されどかかと。
相変わらず停滞することも多い世相ですが、こんなときだからこそ、自分やからだを労り、自分にとってよいタイミングがきたら前に進めるように「推進力」をあたためておきたいですね。

“旬のチカラ” を生かす、オススメ行動

  • 指先からかかとまで、足裏をマッサージする
  • 外や家の廊下を歩く時に、かかとをはじめ、足裏に意識を向けて地面を感じてみる

この記事を書いた人

ソニー人事(研修・人材開発)を約15年
→ オーストラリアへ語学留学・ヨガ
→2020年11月 フリーランスのキャリアコンサルタントとして活動開始。会社員と個人のおしごとの複業ライフを実践している。2022年はようやくインスタを開始してみたり英会話を楽しんだりする日々です。