xNewme! (クロス・ニューミー)
Yukiです、こんにちは。

立春を越え、空気がまた少し
やわらかくなってきましたね。

このところ、つねづね、

少し開いておけば、
開いたところに
新しい風が自然と入ってくる

ものだなあと、実感しています。


窓を開けての換気も
そうなのですけれど、

この場合は
人とのご縁・つながり・発展の方。


コロナ下ということもあり、

昨年春に
留学先のオーストラリアから帰国後は

「新たな出会い」はさほど期待せずに
のんびり暮らしてきたわたし。

実際に会って話すのも、
オンラインでお話するのも、
旧知の方がほとんどだった。

幼少期の恩師や、
かつて同じ職場でわいわい働いた仲間、
そして大切な友人など。

それが、ここ1週間ほど、

初対面の方と
それも複数人を相手に
オンラインでお会いし、ミーティングをする
という状況に。

相手方は、みなさんきこえる方。

どこまで話についていけるかな~?
という当初の不安も、なんのその。

Zoomのリンクをポチッと押して
「こんにちは!」と会話を始めてみると

た、楽しい。(にこにこ)

ご存知のように、対面の場合、
わたしは話し手の唇のうごきや表情などを参考に
コミュニケーションをとっており

ここ最近はもう
世の中マスクだらけ(←適当な表現。笑)
なのと
年明けから緊急事態宣言発出下にあるため、
ちょっとしたご挨拶程度はともかく
家族以外とは、
ほとんど会話らしい会話はしていなかったのですよ。

なので、

人と “話す”こと自体が、
ただただ新鮮で幸せで、楽しい

という。笑

相手の声を、きくこと。
相手の表情が、みえること。
相手といっしょに、考えること。
相手といっしょに、笑うこと。

そうして、
相手を少しずつ知っていくこと。

ちなみに、今回オンラインで
お話した方たち。

当初、メールの文面から
受ける印象では

物腰のやわらかい女性だと思っていたのです。

わたしと同世代か、
割と対応が落ち着いているので
少し年上ぐらいかなー?と。

そして、いざZoomでお会いしてみたら
さわやかではつらつとした
比較的若い男性でいらっしゃった!

こんな感じの
「新しい出会い」
「会うまでのちょっとした緊張感」
「顔がわかった瞬間の静かなおどろき」

といったフレッシュな感覚や、

その後の会話のなかでの
「自分について、伝えてみること」
「相手に、質問を投げてみること」
「うれしさや不安を、共有してみること」
「浮かんだアイディアを、提案してみること」

といった双方向のやりとりなど、

ビフォーコロナの時には
わたしたちにとってごく自然な一場面だった、

日々生まれる
人とのご縁・出会いや、
そのコミュニケーション。

旧知の人と話す&連絡しあうことも
安心感があるし幸せな時間だけど、

こうやって新しい出会いを得ることも
生きていくうえで
心のみずみずしさを保つのに
大切なエッセンスだし、
オンラインでも十分それは叶うんですね!

仕事以外でも、
自分がそれをのぞむなら
やってみる価値はあるものだなあと、改めて。

いやー、これがもし
対面で会うことが難なくできる状況で、
オンラインは「予備的手段」だったなら、

きこえないわたしは
” やっぱり対面がいい “
” オンラインだと、相手の響きがわかりにくいから “
と、いつまでも敬遠しつづけたと思うんですね。

でも、県境を越えた
不要不急の移動も控える今の世相では
オンライン以外には
「顔をあわせて話す」方法が、ない。笑

メールをやりとりする中で
丁寧にコミュニケーションをしてくださる
この人たちとなら会ってみたいし、

うまく聞き取れなくてもきっと大丈夫そう、
という安心感が不思議とあったので、

「もしよかったら、
(メールでこのままやりとりするよりは)
オンラインで一度打ち合わせてみませんか」

と思い切って提案してみて、よかったな。

オンラインの画面越しなので
会話内容を100%は読み取れないけど

文字起こしツールも併用すれば、
それなりに、相手の言いたいことは理解できる。

それでもわからない時は、
これまでも(対面で)してきたように

「うーん、今ちょっとわからなかったんですが、○○ということですか?」
「ゆっくり、もう一度繰り返していただけますか?」
とお願いすれば、大丈夫だったし。(ほっ)

 

自分の枠(経験値)の外に
はじめの一歩を踏み出す

のは最初はちょっぴりドキドキするけど、

足を伸ばしすぎず
背伸びもしすぎず

ちょっとそのへんの石に跳び乗るぐらいの
距離感でまずは試してみると、

「お、大丈夫だった」
「じゃあ、次はここへも」

と、冒険心がむくむくわいてくる。

桃太郎も最初から鬼ヶ島に向かったわけではなく、
おばあさんから日本一のきび団子をもらって、
犬・猿・きじが仲間になって、
という準備段階があったし、

ドラゴンボールの孫悟空も
はじめからスーパーサイヤ人になれたわけではなく、
亀仙人のもと修行に励んで、
天下一武闘会でちょっと強い相手と戦いながら腕を磨いて、
如意棒やきんと雲も使いこなせるようになっていって、
という小さな積み重ねがあって強くなったわけだし、

別にわたしは
桃太郎にも孫悟空にもならないけれど
(団子は好きだし、雲にはのってみたいけど)


・・・ここで、しばし妄想・・・

スーーーーイスイ♪

・・・妄想終わり・・・

会って話してみたい
ちょっと試してみたい
思い切ってこれをしてみたい
〇〇はもう手放したい

という気持ちがあるとき、

「できない」「難しい」を理由に
自分の気持ちにフタをせず、

(桃太郎や孫悟空のように)
今の自分ができることに取り組み
あとは
自分ひとりだけで気張りすぎずに
まわりにもちょっと助けてもらおうぐらいの気持ちで
心をそっと開けておくと、

思いがけないほど
フレッシュでみずみずしい風が
吹き込んでくるものですね。(すーはー)

 

そんなこんなで

わたしの場合、
初対面+きこえる方複数人とのオンラインミーティングは
(勝手に)ハードルが高かったけれど、

窓を自分から開けてみたら、
思った以上に
さわやかで楽しい気分になりました。

あなたの “窓”は、今、どんな感じでしょうか。

時々開けたり、閉めたりしていますか?
最近感じられた、フレッシュな風のにおいは何かありましたか?

どんな開き具合にせよ、
自分なりに外の世界を感じられて

そこから吹いてくる風が
自分にとって心地よいものに調節できていれば、

あなた自身の中にも
新しくフレッシュな気づきやアイディアが起こり、
またよい変化も、めぐってきそうですね。

春の本格的な訪れを楽しみにしつつ、
わたしたちも木々や草花のように徐々に開き、
ほころんでいきましょうね!

この記事を書いた人

ソニー人事(研修・人材開発)を約15年
→ オーストラリアへ語学留学・ヨガ
→2020年11月 フリーランスのキャリアコンサルタントとして活動開始。会社員と個人のおしごとの複業ライフを実践している。2022年はようやくインスタを開始してみたり英会話を楽しんだりする日々です。