今日は有休をいただいて、大学へ。
勉強(研究)ではなく、授業をする側として。
前日、いつものように仕事を終えて帰宅して、
うっかり父と「相棒」ドラマを楽しんでしまい、
その後22時から、レクチャー資料を作成したのでした。
情報のバリアフリー講座の一環として、
きこえない当事者として、きこえない人生についてわたしなりに説明。
その90分授業を終えた、時間最後のひとこま。
「今日はありがとうございました!」
と締めくくったわたしに対して
パチパチとあたたかい拍手をくださった学生のみなさん。
そこに、担当の先生がひと言。
「きこえない人への拍手、どうするか知ってますか?」
そして持っていたハンドマイクを胸ポケットに入れて、
両手を顔横ぐらいに掲げて
その手のひらをひらひら〜と振る。
すると、聴講してくださってた学生の皆さんも一斉にひらひら。
この大学でお話するのは今年で3度目だけど、
階段状になった大教室での授業は、今回がはじめて。
手前から上の段までにずらり着席した150〜200人弱の学生の皆さんが、
ちょっと楽しそうな笑顔を浮かべて送ってくれたひらひら拍手。
圧巻でした。
きれいだった。
なんだか、じーんとしました。
思いがけない素敵な景色とあたたかいきもちをいただいて、ほっこり。
すてきな機会をいただいて、またひとつ経験できて。
ありがとうございました!(大声)