かしわ餅を食べながら

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昼食を終え、

かしわ餅にかぶりつくわたしに、

母が言う。

「ねえ、なんでかしわの葉なのか、知ってる?」

いやあ、知らない。

 

母、続ける。

「かしわの木って、新芽が出るまで、葉が散らないんだって。

子どもが育つまで待つから、縁起がいい、ということで(子どもの日にかしわ餅を)食べるみたいよ」

むしゃむしゃ食べながら、なるほどーそうなんだねと相づち。

「親の愛だわねー」

と誰に言うともなしに、しみじみ語る母。

うん、分かっているよ、母。

と思いながら、2個目のかしわ餅をむしゃむしゃ。

 

そういえば、

千葉県柏市も「かしわ」の木ゆかりの街なんだろうか。

(柏の木は、その生態から「子孫繁栄」ということで、その昔武士が重んじたらしいですね。地名:柏市も、名字:柏木さんもそんな願いが込められているのならなお面白いなあ。)

だとしたら

住む人たちはみんな

ものすごい親子愛に溢れちゃうのかしら

なんてどうでもいい思考回路がいま働いた。

 

あー

ゴールデンウィークも後半に入ったのか。

ずっと働くのは苦しいけど

ずっと休むのはすごい楽だな。るんるん

 

この記事を書いた人

ソニー人事(研修・人材開発)を約15年
→ オーストラリアへ語学留学・ヨガ
→2020年11月 フリーランスのキャリアコンサルタントとして活動開始。会社員と個人のおしごとの複業ライフを実践している。2022年はようやくインスタを開始してみたり英会話を楽しんだりする日々です。