昼食を終え、
かしわ餅にかぶりつくわたしに、
母が言う。
「ねえ、なんでかしわの葉なのか、知ってる?」
いやあ、知らない。
母、続ける。
「かしわの木って、新芽が出るまで、葉が散らないんだって。
子どもが育つまで待つから、縁起がいい、ということで(子どもの日にかしわ餅を)食べるみたいよ」
むしゃむしゃ食べながら、なるほどーそうなんだねと相づち。
「親の愛だわねー」
と誰に言うともなしに、しみじみ語る母。
うん、分かっているよ、母。
と思いながら、2個目のかしわ餅をむしゃむしゃ。
そういえば、
千葉県柏市も「かしわ」の木ゆかりの街なんだろうか。
(柏の木は、その生態から「子孫繁栄」ということで、その昔武士が重んじたらしいですね。地名:柏市も、名字:柏木さんもそんな願いが込められているのならなお面白いなあ。)
だとしたら
住む人たちはみんな
ものすごい親子愛に溢れちゃうのかしら
なんてどうでもいい思考回路がいま働いた。
あー
ゴールデンウィークも後半に入ったのか。
ずっと働くのは苦しいけど
ずっと休むのはすごい楽だな。るんるん