こんなことって

sunset

 

わー!

と口を開けて驚くできごとって

日常、そうない気がするのだけど。

 

今日、仕事を終えて、

電車に乗り込んだとき、それは起こった。

(いつもの高速列車)

 

席に座り、

先ずはいつもやっているように家にメール。

『●時●分 品川発乗りましたよ~』

 

あと、

わたしは今朝仕事都合で家を出るのが早かったので、

同じく出かける予定だったにもかかわらず

早起きしてサポートしてくれた母に対して、

『朝早くにありがとうね!お出かけお疲れ様』

と追加コメントを送ってみる。

 

数分後。

ピカピカっと着信ランプが光って、返信が。

 

母からである。

 

『同じ列車かも、5号車に乗ってます』

 

ほう!

 

以下、わたしの心の声をお送りします。

 

そうか、今日は東京出かけてたから

東京から乗ってるんだねなるほど。

 

で、

ちなみにここはなん号車だっけ

 

あ、5号車だ。

 

いるかな~?

と首を伸ばして、車両内をちょっと見渡してみる。

 

でもみんな前を向いてるし、わからないかあ

と視線をスマホに落とそうとしたとき。

 

前の座席の人の後頭部が目に入る。

 

どっかで見たような色合い…

(黒とグレーと栗色のオマージュ)

どっかで見たような髪質…

(けっこう剛毛)

…!

もしや!

 

急いでメール。

『もしかしたら前の席にいるひとかも、わたしは10番だよ』

 

前の席の人の後頭部を、しばし見守ってみる。

そしてそして

前の人がゆっくり振り向く。笑

 

母だ!!笑

 

わー!

ふたりとも開いた口がふさがらない。

 

窓と座席の隙間から目を合わせて、

思わず笑い合う。

すごいねえ。

あらまあすごいねえ。

 

ちなみに

わたしはいつも乗る時間は決まっておらず、

もっと言えばいつもは5号車には乗らない。

なんだけど、

今日はなんとなく

いつもと違う車両に乗るのもよいかな、

なんてふらふらっと乗り込んでみたのでした。

 

母は母で、

予定ではもっとはやい列車で帰るはずだったけれど

お姉さんにお付き合いしてて遅くなった、

さらに

もっと前の座席に座ろうとしていたけど

子どもがうるさかったので

後ろに移ってきたのだと。

 

ああよくできてるね。(大の字)

もう人生って、実によくできてるね。(仰向け大の字)

 

普段のわたしを知っているひとは分かるかもだけど、

わたしは基本的に能天気かつ単純な人間なので

こういうできごとには感激しまくり。

 

うん、

なんかいろいろと「合ってきた」なあと感じる。

滞っていたものが、

淀みなくてらいなく

流れはじめたな。

 

自分の直感通りに信じていいし

自分の感覚通りに動いていい。

そんな太鼓判を押してもらったような気分。

 

そんなこんなで、

思いがけず、通勤帰りに、母と話しながら帰った秋の夜。

リラックスしてしまい、欠伸が止まらなかったわ。笑

この記事を書いた人

ソニー人事(研修・人材開発)を約15年
→ オーストラリアへ語学留学・ヨガ
→2020年11月 フリーランスのキャリアコンサルタントとして活動開始。会社員と個人のおしごとの複業ライフを実践している。2022年はようやくインスタを開始してみたり英会話を楽しんだりする日々です。