土曜日は、休日出勤、のち、ミュージカルへ。
劇団四季で、2月14日から開演した「West Side Story」を鑑賞。
楽しかった!
エキサイトした!
舞台はやっぱりいいなあ。
キャストの皆さんがステージを縦横無尽に自由自在に駆け回り、
その空間いっぱいに大きくパフォーマンスを広げてみせる姿。
とてもきもちよかった。
その昔、自分がステージに立つ側だった時代がなつかしい。笑
この演目を観に行くことになったきっかけは、ささいなこと。
もともと積極的に計画していたわけではなく、
お正月休みに、
好きなアーティストさんの舞台も最近ないなあ〜
何か面白そうなのがないかなあ〜
とぼんやり思案しており。
そして、
新聞かなにかで目に入った West Side Storyの文字に「おっ」と心が反応。
さっそく四季のホームページで残席をアクセスしてみたら、
ちょうど自分の誕生日の席番号だけが残っている。
「あーこりゃ決まりだわ」とそのまま予約手続きへ。
いまの時期は、休日に仕事をする場面も多いし、
昨年までのわたしだったら、
行きたいけど無理だな〜
となんとなく消極的に見送っていたと思う。
でも、
とりあえずまあいっか。
観たいんだものまあいっか。
で予定を入れてみたら、思いがけず目と心を潤わせてもらった。ありがたや。
さっき少し書いたように、わたしはその昔ステージに立っていた。
あるときは、大学構内の、小さなステージ。
あるときは、神戸かどっかの、大きなホール。
あるときは、東京のどこかの、文化センターみたいなところ。
あるときは、友人の結婚披露宴会場にも出没。笑
大学のダンス部の定例公演で、
このWest Side Storyの演目を踊ったことも。
スカートも、みんな色違いで作ったんだよなたしか。
なんとも恥ずかしすぎる、なつかしすぎる。
もちろんプロの舞台には程遠いレベルだけど、とことん楽しかった。
踊ることが大好きで、もちろん上手に見せられる(魅せられる)ようになりたいというのが日々の練習の動力でもあったけど、いま振り返ってみると、自分の中の感情だったりエネルギーを身体いっぱいに使うことがきもちよかったしやみつきだったんだなと。
首をぶんぶん振って、
腕をぐいぐい動かして、
腰をくいくい回して、
脚をえいやっと踏ん張って、
顔をくっと見据える。
自分がどう動くと、身体はどう動き、観客からどう見えるのか。
自分がなにを表現し、身体でなにを伝え、観客になにを残すのか。
結果を出すためには、プロセスにとことんこだわる。
プロセスにとことんこだわれば、結果は必ずついてくる。
踊ることは、身体を知ること。
踊ることは、内なるエネルギーを外に出すこと。
踊ることは、生きること。
ふらりと観に行ったミュージカルに、いろんなこと思い出させてもらった土曜の夜でした。まる。